技術資料

EMシリーズ 流量指示器ダンパーオイル機構使用方法

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■金属テーパ管流量計 ダンパーオイル機構使用方法

EMシリーズ流量指示器には流量指示針の振れを小さくするダンパーオイル機構が付いています。
下図は代表的な構造の例ですが、指示機能によってダンパーオイル機構の付いている位置が異
なる機種があります。
ダンパオイルはシリコンオイル 300cP  500cP  1000cP   2000cp  などの粘度のあるものを使用して下図の位置の注入口にゆっくりと注いでいきます。指示レバーを上下動しながら
注ぐとオイルこぼれが少なく注入できます。注入する量はおおよそ 5mL ほどです。

粘度の異なるオイルに交換する場合は以下の手順でおこなってください。
ダンパーキャップを幅14mmのスパナもしくはモンキーレンチで左回転でゆるめてください。
このときダンパーシリンダをスパナもしくはモンキーレンチで固定してください。

ダンパーキャップのネジ部分が完全に外れたら指示レバーを上に上げてダンパーシリンダを取り外してください。このとき、ダンパーピストン、ダンパーシャフトを曲げないように注意してください。

取り外したダンパーシリンダの中に入っているダンパーオイルを排出して上の手順の逆順で取り付けてください。
ダンパーオイル機構は流量指示針の振れを小さくする目的で設置しておりますが、ハンチングが大きく、振れが大きな場合は効果が得られない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
 



 


 

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