技術資料 差圧流量計編4.

オリフィス管路のドレンホール ベントホール について

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JIS Z 8762-1:2007   円形管路の絞り機構による流量測定方法 第1部:一般原理及び要求事項

7.取りつけに必要な事項 (10ページ)

7.1.6

管路には、固形物、混入粒子を除くためにドレンホール又はベントホールを付けてもよい。しかし、流量測定においては
それらのホールへの流体の流れがあってはならない。

ドレンホール及びベントホールは、絞り機構の近くに設けてはならない。これに適合しないときは、これらのホールの直径
は 0.08 D 未満で、これらのホールと同じ側の圧力取り出し口は少なくとも 0.5 D を超える距離が必要である。

圧力取り出し口の孔の中心と、ホールの中心とは管の軸に対して少なくとも 30°の角度をもっていなくてはならない。

上の JIS 記載のようにオリフィス管路にドレンホール又はベントホールを付けることがある。なぜか、オリフィスプレートに付けているのを見かける。

オリフィスプレートの配管内径相当部分の下部側にドレンホール、上部側にベントホールと称して小孔を設けているのを見かける。

上の JIS の要求事項では、流量測定においては、それらのホールへの流体の流れがあってはならない。

とのことであり、オリフィスプレートに小孔を設けては流量測定時、小孔部分に流体の流れが常時発生することになる。

上の冒頭に、管路には、と云っているのであって、絞り機構(オリフィス)と云っているのでは無い。

この管路には、を読み違えて、絞り機構(オリフィス)にと解釈して、オリフィスプレートにドレンホール及びベントホール
を付ける設計は誤りであり、性能に影響を与える小孔となっている。

絞り機構から離れた管路(配管)にドレンホール又はベントホールを設けて、流量測定をおこなわないタイミング
でドレン排出、ベント排出 をおこない流量測定をおこなう時はホールを閉じる必要がある。

いわゆる、ドレン排出管、ベント排気管と呼ぶものである。

JIS Z 8762-1:2007    JIS Z 8762-2:2007   に基づいて製作する場合に

弊社のオリフィスではオリフィスプレートにドレンホール及びベントホールを設けることはおこなっておりません。
 

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