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オムニフロー・タービンメータ FTO シリーズ

タービンメータの特長
1.再現性がよい。
2.精度が高い。
3.流量範囲が広い。
4.耐久性に優れている。
5.構造が簡単で保守が容易。
6.圧力損失が少ない。
7.温度範囲、圧力範囲が広い。

FTO 構造

 

トランスミッタ/アンプ分離型 ピックオフ用MSコネクタ

 


原理と構造
オムニフロ・タービンメーターは内部に絞り機構が内蔵されている為、極微量の液体・気体を測定する事が可能です。
ロータは数枚のステンレス系金属材質の磁性体の翼から構成されており、自由に回転します。
このロータの回転する部分のハウジング外側には、永久磁石とコイルからなるピック・オフがあります。
流体の流れにより、ロータが回転すると翼がピツク・オフの部分を通るたびに磁束密度が変化し、コイルに誘導電圧が発生します。
すなれち、ピック・オフからは通遇流量にみあったパルスが得られこのパルスを タービンメータ受信計器へ送り増幅変換してアナログ電流出力、流量の指示・積算などをおこなうものです。
タービンメータは推測式体積流量計の一種です、設計仕様と異なる条件で操業している場合は
流量の補正が必要になります。流量の補正は技術資料を参照ください。

仕様表
FTO シリーズ  仕様表
測定流体 液体 気体
精度 ノンリニアのためリニアライザーとの組み合わせでの使用となります。
トランスミッタ(TWA)とリニアライザー(LIN-5000)との組み合わせ精度 ±1.0%FS
最高使用圧力 標準:35MPa(G)  (接続方法により異なります)
使用温度範囲 -20℃ 〜 +150℃
接  続 NPT、フレアチューブ(MS-33649-08)
ANSIフランジ
防爆構造 耐圧防爆構造:EC-TYPE ATEX指令94/9/EC:Ex dUC T5
材質:ハウジング SUS316相当
材質:ロータ 17-4PH(SUS630相当)
材質:ベアリング サファイア:ピポット 又は
ボールベアリング(SUS440C)
ピック・オフ R・F ピックオフ
粘 度 0.8 〜 50 cST
圧力損失 70 kPa(液体 MAX) 、 3 kPa(気体)
適応受信計器 TWA:アナログ電流出力 4〜20mADC
LIN-5000:タービンメータ・リニアライザー


 


変換器一体型 TWA-C-E アナログ4〜20mADC 出力

EC-TYPE  ATEX指令(94/9/EC)
耐圧防爆構造 Ex dUC T5  水素対応  IP66

防爆/非防爆 エリアでの変換器一体型の標準推奨モデル

一体型変換器ケースはEC-TYPE  ATEX指令(94/9/EC)
耐圧防爆構造ですが一般品(非防爆)としての利用ももちろん可能です。


タービンメータ本体 FTO(NPTねじ) 変換器一体型 TWA-C-E
FTO-1/FTO-2/FTO-3/FTO-4/FTO-5   CAD DATA DXF  DXF FILE ダウンロード
 

 

流量範囲 液体
型式 口径 液体 (mL/min)
標準レンジ 1:10 流量測定範囲
FTO−1 (1/2 B) 7.5〜75 4〜300
FTO−2 30〜300 12〜600
FTO−3 95〜950 40〜1500
FTO−4 260〜2600 75〜4900
FTO−5 570〜5700 190〜7500
上記の液体は1.0cStの粘度に基づいております。
流量表の「流量測定範囲」内からレンジ1:10 (10〜100%) を選定してください。

選定例
FTO-3 の場合、流量測定範囲:40〜1500ですので
最大レンジは 150〜1500 mL/min  最小レンジは 40〜400 mL/min が選定でき、その間は任意に 1:10 の
流量範囲でレンジを選定できます。

流量レンジ1:10を超えるご要望をされる場合は、ご相談ください。


流量範囲 気体
型式 口径 気体 Acutual mL/min  = mL / min (OP)
標準レンジ 1:10 最大測定範囲
FTO−1 (1/2 B) 42.5〜425
FTO−2 70〜700 60〜850
FTO−3 140〜1400 100〜1700
FTO−4 340〜3400 230〜5700
FTO−5 570〜5700 425〜8500
上記の気体はAIR (1atm、15℃)に基づいております。
流量表の「 流量測定範囲」内からレンジ1:10 (10〜100%) を選定してください。

選定例
FTO-4 の場合、流量測定範囲:230〜5700ですので
最大レンジは 570〜5700 mL/min(OP)  最小レンジは 230〜2300 mL/min(OP) が選定でき
その間は任意に 1:10 の流量範囲でレンジを選定できます。

流量レンジ1:10を超える設定はできません。

気体は完全にクリーンであることが測定条件です。

異物、ゴミ等は完全に除去しないとボールベアリング
の作動不良となり測定出来なくなりますのでご注意ください。

流量範囲と口径の選定方法(流量の換算)

上記気体の流量(Actual mL/min)は操業状態(オペレーション状態)での流量です。
基準状態(0℃、1atm)ノルマルでの流量仕様の場合は下記換算をしてください。
ノルマル状態の流量表示mL/min(ntp)
とオペレーション状態の流量mL/min(op)=Actual mL/minの関係は次式で表せます。
Q(op ) = Q(ntp)×( δntp / δop )  計算式1.
Q(op):オペレーション流量   Q(ntp):ノルマル流量
δ(ntp):ノルマル状態の気体密度  δop: オペレーション状態の気体密度

選定例 20℃、500kPa(G)、最大流量 8000 mL/min(ntp)の空気
      の操業状態の流量(Actual)は下記の計算によって求めます。
求める密度 = 1.293×(273.2/(273.2+20))×((101.3+500)/101.3)
= 1.293×(273.2/293.2)×(601.3/101.3)
= 1.293×0.9318×5.9358
= 1.293×5.531
= 7.151 kg/m3(op)
操業状態の気体の密度の計算式
δop = δntp×(273.2/(273.2+T1))×((101.3+P1)/101.3)
δntp kg/m3(ntp) 気体の密度(基準状態)
δop kg/m3(op) 気体の密度(操業状態)
T 1 気体の温度(操業状態)
P 1 kPa(G) 気体の圧力(操業状態)
 圧力がMPa(G)の場合もkPa(G)に換算して計算してください。

Q(op )   = Q(ntp)×( δntp / δop )  計算式1.
     = 8000 × (1.293  / 7.151 )
     = 8000 × 0.1808
     = 1446  mL/min(op) = 1446 Actual  mL/min

気体流量表より型式:FTO−3を選定し流量レンジ 800〜8000 mL/min(ntp) となります。

上記換算計算 エクセルファイル はこちらから


タービンメータを概に購入されて設計仕様と異なる条件でご使用されている場合
は流量の補正が必要になります。この「補正」に対して上の換算は購入前
に口径を選定するために計算するもので計算式はよく似ているので混同しないでください。
「補正」とは、ご使用の流量計の実流量(真値)を求めるために行う計算
「換算」とは、購入前にモデル、口径を求めるために行う計算 と定義しております。
 



FTO 圧力損失 液体

流体:MILC−7024B (70°F)=(21.1℃)
P1=1.2×P×V1/4×S
P1:MILC−7024Bと粘度の異なる流体を流した場合の圧損
P :グラフから読んだMILC−7024Bの圧損値
V :異なる流体の粘度(cst)
S :異なる流体の比重

上式内の V1/4  は V0.25  で計算してください。パソコンで関数電卓 を使用する場合  Windows 2000  XP  Vista  7  では
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→電卓 (表示:関数電卓) の X ^ Y キー (XY) で計算できます。
 


Windows Vista  関数電卓


Windows 7   関数電卓


 


 

FTO ねじ 外形寸法mm

FTO ねじ接続



フランジ形

FTO フランジ接続

フランジ(ANSI)形 寸法表
型式 寸法 mm
φA
1/2B-150LB 88.9 101.6
1/2B-300LB 95.3 108.0
1/2B-600LB 95.3 117.6
1/2B-900LB 120.7 133.4
1/2B-1500LB 120.7 133.4
1/2B-2500LB 133.4 149.4


取付方法・使用上のご注意

1.スタンダード・タービンメータ(FT)は流側に 10D(口径の10倍)以上、下流側に 5D(口径の5倍)
  以上の直管部を設けて下さい。
2.測定開始時、内部ロータがオーバースピードにならないようご注意下さい。
  オーバースピードになるとロータが破損する事があります。
3.流体中に異物等が混入しますと作動不良の原因になりますので、必ずタービンメータの上流側にフィルターを設置下さい。
  気体は完全にクリーンであることが測定条件です。
  異物、ゴミ等は完全に除去しないとタービンボールベアリングの作動不良となり、測定出来なくなりますのでご注意ください。
4.コントロールバルブ、ON−OFFバルブ類はタービンメータの下流側に
  設置して下さい。これは2.のオーバースピード発生予防になります。
5.オムニフロー・タービンメータ(FTO)はピック・オフが水平方向になるよう設置して下さい。
 



フィルター/ストレーナ の例



Swagelok フィルター カタログ PDF


フジキン製:フィルター カタログ PDF

 


※タービンメータご照会のお願い  ご照会の際は下記仕様をお知らせ下さい。   
1.流体名
2.流量範囲
3.圧力
4.温度
5.比重
6.粘度
7.接続方法
8.組合せ計器
9.電源

 

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